障害年金の手続きに使う診断書(医師に作成してもらいます)は8種類あります。
傷病ごとに使う診断書が違います。
ここでは、診断書ごとの主な傷病名などを一覧表にしました。
太字は、一般に馴染みのあるものや、診断書の様式変更に影響のあった、比較的新しい傷病名などです。
※なお、表に載っている傷病名だけで障害年金が受けられるとは限りません。
診断書による区分 |
主な傷病名など |
1.眼の障害 |
白内障、緑内障、ブドウ膜炎、眼球委縮、癒着性角膜白斑、網膜脈絡膜委縮、網膜色素変性症など |
2.聴覚、鼻腔機能、平衡感覚、そしゃく・嚥下機能、言語機能の障害 |
メニエール病、感音性難聴、突発性難聴、頭部外傷や音響外傷による内耳障害、薬物中毒による内耳障害、外傷性鼻科疾患、咽頭摘出術後遺症、上下顎欠損など |
3.肢体の障害 |
上肢や下肢の離断または切断障害、上肢や下肢の外傷性運動障害、脳卒中、脳梗塞、脳軟化症、重症筋無力症、関節リウマチ、ビュルガー症、脊髄損傷、進行性筋ジストロフィー、変形性股関節症など |
4.精神の障害 |
老年および初老期認知症、その他の老年性精神病、アルコール精神病、頭蓋骨内感染に伴う精神病、統合失調症、そううつ病、てんかん性精神病、高次脳機能障害、知的障害、アスペルガ―症候群や自閉症などの発達障害など |
5.呼吸器疾患の障害
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肺結核、じん肺、気管支喘息、慢性気管支炎、膿胸、肺線維症など |
6.循環器疾患の障害 |
慢性心包炎、リウマチ性心包炎、慢性虚血性心疾患、冠状動脈硬化症、狭心症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、心筋梗塞、慢性心不全、拡張型心筋症、心臓ペースメーカーや植込み除細動器(ICD)または人工弁の装着、悪性高血圧、高血圧性心疾患、高血圧性腎疾患(ただし脳溢血による運動障害は除く)など |
7.腎疾患、肝疾患、 糖尿病の障害 |
慢性腎炎、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎、慢性腎不全、肝炎、肝硬変、多発性肝膿瘍、肝ガン、糖尿病、糖尿病性と明示された合併症など |
8.血液・造血器、 その他の障害 |
悪性新生物(ガン)、尿路変更術、人工肛門や新膀胱の増設、ダンピング症候群、ヒト免疫不全ウィルス感染症(HIV)など |